親が教える必要はあるの?

親が教える必要はあるの?


プログラミング教育に親はどう関わる?

子どもに勉強を教えることがよくあるという親ならば、プログラミング教育も親が教えたほうがいいのではないかと考えるかもしれません。プログラミングに関する知識や経験があり学び方を熟知しているなら別ですが、そのような人のほうが少ないでしょう。よくわからないことを無理して教えようとする必要はありませんし、興味がないことを教えるためだけにわざわざ勉強する必要もありません。プログラミングの勉強を本格的にやろうと思ったら、それなりの時間と費用がかかってしまうものです。なにより、プログラミングを教える人は、プログラミング好きであることが理想です。
プログラミング好きな人はプログラミングのおもしろさを理解しており、おもしろいと思うまでの経緯も経験しています。事務的にプログラミングの仕組みについて説明されるよりも、楽しそうにプログラミングを語る人のほうが子どもたちには魅力が伝わりやすいでしょう。それでも、子どもが親にプログラミングについてどうしても聞きたがるということがあるでしょう。特に子どもの年齢が低ければ低いほどそうかもしれません。どのように答えたらいいかわからないなら、急いで答えを探して教えてあげようとせず、一緒に考えてみることをおすすめします。親子で一生懸命考えてもわからないなら、その場で答えが見つからないことに子どもは納得します。わからないことはそのままにせず、わかる人に教えてもらえばいいのです。もし興味と余力があるならば、親もプログラミングを勉強してみることができるでしょう。遊び感覚でプログラミングを楽しんでいる親の後ろ姿を見て、子どもの興味をひくことができるかもしれません。

オンラインスクールを活用することもできる

プログラミング教育はパソコンを使った学習なので、オンラインでも十分に可能です。プログラマーを目指す人やプログラミングに関心を持つ人の中には、プログラミングのオンラインスクールを利用している人が大勢います。オンラインスクールで提供されているカリキュラムは、プログラミング未経験者から多少の経験者までさまざまなレベルに適した学び方ができます。プログラミングは独学でも勉強できることですが、独学はちょっとした挫折から立ち直れないままフェードアウトしやすいのが難点です。
プログラミングについて自分で調べて考えてもわからないことを聞く相手がいれば、挫折しかけてもまた立ち上がって勉強を続けることができます。オンラインスクールなら、時間も場所も選ばず好きなときに勉強ができます。子どもと一緒にプログラミングを学習してみようと考えているなら、オンラインスクールを活用してみることをおすすめします。