プログラミング教育ツール

プログラミング教育ツール


プログラミング教育に役立つツール

小学校においてプログラミング教育が必須化されたことに伴い、子どもを対象としたプログラミング教室が一気に増えました。子どもの習い事としての人気度も高くなり、プログラミング教育に対する意識が高まっていることは明らかです。
しかし、ここで問題になるのが、プログラミング教育について親がどのように子どもと関わったらいいのかということです。小学校でプログラミング教育を受けた経験がなく、同年齢のころはプログラミングの存在すらも知らなかった世代にとって、子どもにプログラミングの学び方を伝えるのは難しいと感じられるようです。そこでぜひ活用したいのが、プログラミング教育向けのツールです。

プログラミング学習の基本はアルゴリズム

コンピューターのプログラムは、アルゴリズムとデータ構造によって成立しています。プログラミング学習の基本は、アルゴリズムを学ぶことにあります。アルゴリズムとは、「問題解決方法」を意味する言葉です。問題解決方法であるアルゴリズムを、コンピューターがわかる言語に翻訳することがプログラミングです。
アルゴリズムを考えるために必要なのが理論的思考力で、それは訓練によって伸ばすことができます。プログラミングを学ぶことは理論的に考え続けることなので、理論的思考力を無意識のうちに伸ばすことができる優れた方法です。プログラミング学習によって理論的思考力を身につけることは、将来プログラマーになるかに関わらずすべての子どもにとって有益になるでしょう。親がプログラマーならばプログラマーの仕事に対する具体的なイメージもしやすい上に、最も信頼できる人からプログラミングを学ぶことが来て大きなアドバンテージになるはずです。

アルゴリズムをツールで学ぶ

子どもにアルゴリズムを教えるなら、楽しく学べるパズルゲームがおすすめです。コマンドブロックを使ってロボットに指令を与えながら目的を達成するゲームの「Lightbot」なら無料で試せますし、有料でもiOS版で360円、Android版で250円と低価格なので導入にはぴったりです。同じようなタイプのゲームに「トレーニングジム」というものもあります。トレーニングジムなら、対戦モードでゲームを楽しむことができます。

基本を理解したらプログラミング学習を開始

ゲームで楽しくアルゴリズムの感覚を身につけたら、次はプログラミング学習に移ります。まずはキーボードいらずの「Scratch」でプログラミングに触れてみるのもおすすめです。低学年におすすめなのが、DeNAが開発した「プログラミングゼミ」です。遊びながら学べるツールを活用すれば、親子で楽しい時間を過ごしながら無理なくプログラミングを学べます。